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2008年06月11日 23:27

ローマ人の物語〈19〉悪名高き皇帝たち(3) (新潮文庫)ローマ人の物語〈19〉悪名高き皇帝たち(3) (新潮文庫)
(2005/08)
塩野 七生

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というわけで、前置きもなく。
カエサルに文章力があるという理由の一つが、その簡潔さだそうです。
こういう前置きがある人は、自信がないのだそうな。


悪名高き皇帝たちが、実際はどうやったのかという話の後半。
と言っても、知っていたのはネロだけでした。

前半はティベリウス、カリグラ、後半はクラウディウス、ネロ。

実際は彼らはどうやったのか、という主旨なのですが、
ティベリウス、クラウディウスは普通にたいした人です。
まぁ人間的に愛嬌というか、慕われにくいところがあるのですが。
でも、すごい。

では、カリグラとネロは。
私でさえ知っているところから見ると、ネロの方がひどく思います。

でも、実態はどちらかというと、カリグラの方がぐだっていますな。
皇帝としての能力が低かったのは、カリグラやと思います。
しかし、後世に残っているのは、ネロの方。

無能なことは、人に致命的に嫌われることにはつながらないようです。
日本の政治家たちがいい実例です。
殺してやろうとは思いません。

ネロの致命傷なところは、殺人のイメージがあるところなのでは。
母殺し、妻殺し、後継者殺し、部下殺し、キリスト教徒殺し、などなど。

理解できないものに対して、人間は極端な対応をしてしまいます。
そこに嘘でもええから理由づけができればいいですが。
アキバの殺人もそうですな。ワイドショーでがんばって理由づけしてるみたいです。

でも、できなければ、逆に殺してしまうこともありうると。
おそろしいものですな。


まぁ、皇帝になんてなるものではないということですよ。
各々身近にいれば別にそこまでひどい人間ではないのでしょう。
ただ、皇帝という権力と責任とがある状態が、全てを狂わせたと。

なので、私は皇帝にはならんとこうと思います。
いやー、しかたない。

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