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沈む

2008年02月19日 23:31

本を読む機会には恵まれていたのですが、
結局今月はあまりがっつり読めていませんな。
まぁ、量ではなく、密度です。
たぶんね。今の仕事でもそうなのではと思っています。

沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫) 沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)
山崎 豊子 (2001/12)
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沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫) 沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)
山崎 豊子 (2001/12)
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事故後、変わらなければといろいろしたけども、という話です。
前三冊の感想はもう書いてますしね。
いろいろ考えさせられる内容でした。

思ったことを列挙。

①ダメぷり
心理学的に、短期的な利益の方が大きく見えるというのはあるのでしょうが、
みんなだめすぎ。
読むのやめよかというほどダメ人間ばかりでした。
まぁ、今は少し状況が変わっているのでしょうが。

保身というのは、正当化されるところもあるのでしょうが、
それが目標になると、少しいただけない結果になるのでしょう。
なってました。


②うそ
この本は、事実ベースの小説、となっています。
これは、大丈夫なのですかね。

事実ではなく真実、というと聞こえはええように思いますが、
これを事実と思ってしまうということもありうるのではないでしょうかね。

嘘に本当のことをまぜると、ばれにくくなるのだそうですよ。

その辺、やや問題ありな気もします。
少し偏っている気もしましたし。
ただ、それぐらい極端に弱者の味方がいてもいいとは思います。


③選択肢
正しい目的のためなら手段は正当化される、とマキャべりでしたか、
言っていたと思います。

となると、会長や主人公のとった行動は果たしてどうなのか。
目的は達成されていないわけですしね。

筋を通す事というのはめちゃ大事で、
私もそういうことを重視する性格ですが、
それは結局自分のプライドのためなのではと思ったりもします。

目的のためには土下座だろうがなんだろうができる人と、
誇りをとって死ぬ人と、
どちらがええのか、てのは難しいことなのやと思います。

ま、目的のためにプライドをすてた人はでてこないのですがね。


こんな感じでしょうか。
まぁ、とりあえず、テンションがさがりますな。
そういう意味で、すごく問題提起をしている本なのだと思います。

しかし、間違ってるのはわかるけど、ほな正解はあるのかと。
なんとなく、沈みます。

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