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裏切り

2008年02月06日 22:39

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月曜日、体調がおかしいと帰宅し、
熱をはかると38度をこえていた。

それから丸一日の間、ほとんど眠っていたようだ。


人間として最も悲しい事は、友を裏切ることである。
私は眠っている間、そのことにうなされていたようだ。


私と彼との出会いはもう数年になる。
中学生や高校生の頃は、どんなことでも周囲を気にし、
それにあわせて選択をするものだ。
私の友に関する考え方もそういう環境の影響を受けていた。

私がバスケットというものに、自分から接していったのは、
極端に言えば大学生になってからかもしれない。
中学生のころは辛くて仕方がないものであったし、
高校生のときは楽しくて仕方がなかったが、
きっかけは周りの人達のすすめということも否めない。

周りが離れていく中で、なお、それに留まっているという選択を
自らしたことで、バスケットへの愛着がより深まったように思う。


そういう中で、私と彼は出会った。

彼は無口で、いわば縁の下の力持ちというような存在だ、
いや、存在だった。

私のプレイスタイルは、どちらかというと幅があると思っている。
何か一つのことに秀でているというわけではないからだ。
特に、大学時代にいろいろな環境でバスケをしたせいもあると思うが、
遊び程度に外からのプレイも、ロールプレイヤーとしてのリバウンドも、
いろいろな機会に恵まれたことを感謝している。

言い換えれば、いっしょにやる側としては、
何をするかわからないことも多々あるというわけだ。

それでも、彼は全く不満を漏らすことなく、
いっしょにコートに立ち続けてくれた。
私は彼を無二のパートナーと思っていたのだ。


ムッシュのチームカラーは青と白。
彼にはその色がよく似合っていた。


最近彼は慢性的な怪我に対して、手術をした。
簡単な手術ではあったが、
私はそれをしたことで、これからもずっといっしょにやっていけると思っていた。
実際、経過は良好で、怪我を気にするよりはるかにやりやすかったのだ。


それなのに、私は彼を、裏切った。


友を裏切ることは何よりも悲しい。
なのに、私はそれよりも次のバスケットのことを考えてしまっていた。
彼の身を案じることよりも先に、次のバスケットのために行動したのだ。


今、彼がどこにいるのか、私にはわからない。
いる可能性のあるところにはあたってみたが、今はまだ何も情報はない。

本当に大事なものは失って初めて気づくもの、とはよくいったものだ。
彼を失い、私はまだ新しいパートナーに慣れないでいる。
今週末は試合があるというのに。


彼は私を許してくれるのだろうか?


この、ずっと使っていたバッシュをなくしたのに、
あっさりと新しいバッシュを買ってしまった私を。
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