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おもしろし

2007年09月27日 22:53

毎日泊まる部屋が変わります。
おかげで、寝る前に翌日必要なものだけを出して、
他は片付けておく習慣ができつつあります。
ポジティブにとらまえてみました。


さて、思ったよりは暇でもないです。
だらだらしてはいるのですが。

そういうわけで、本もいっきに読み終えるかと思ったのですが、
まだ半ばです。
ただ、かなり内容も濃いので、
ちょこちょこと感想を出すというのもありかなと。

統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀 統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀
デイヴィッド サルツブルグ (2006/03)
日本経済新聞社

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面白いです。

私はプライドが非常に高く、負けず嫌いなのですが、
統計学がわからなすぎたので悔しさで買ってみた本です。

統計学って、なんやうさん臭かったのですよ。
ツールとして割り切るのか、理屈を言うのか、
はっきりしてほしい講義も多かったですし。

なぜ、それが使えるのか、
それをはっきり言ってくれる人がいないのですよねぇ。

この本は変わっていて、統計学ができていく過程を、
証明ではなく、歴史を通して書いているのです。
しかも列伝形式ですしね。好きなのです。

この本を読んで統計学ができるようにはならないでしょうが、
興味という点では全然違います。おもろそうと思ってしまいます。


統計学が難しい理由の一つは、
おそらくかなり高等な数学が必要やからでしょう。

歴代の天才数学者たちが、
現代になってようやく解いたこととかを利用するらしいですし。

これらの証明たちを理解するのにもとんでもなく時間かかりそうですし、
ある程度それは証明されているものやとして割り切る方がよさそうです。

正規分布も、一応証明されているようですよ。
ある条件を満たすデータセットは正規分布に従うそうです。
それをU統計量とかとかを使うと比較的簡単に判断できるそうで。

ただ、最近までは正規分布に従うてのは、
みんななんとなく正しいと思っていただけなのだそうな。
それを根拠にすごい理論が構築されていってるのもおもろいですな。


もう一つ統計学が難しい理由としては、
数学もそうですが、哲学的なことが結構あるからかと。

たとえば統計学てのは、
「分布のある入力に対して分布のある出力がどうなるか」
とかを考えるわけですが、
これをどうとるかは哲学の領域にはいってしまうようです。

一つはカオス理論とか複雑系みたいに、
ものすごい小さな差が結果としてパターンにつながるととる、
つまり、一対一に何かしらは対応しているととるか、
もう一つは量子論みたいに、
分布はそれに固有のものであるととるか、
その辺はもう、今のところでは信念の領域になるようです。

確かにひも理論とかも、正しいかもといわれている理由の一つが、
こんなに美しく完結した理論が現実にあてはまらないわけがない、
とかでしたし。


とりあえず、こないだ読んだ『科学哲学』での考え方とかもいるし、
ツールとしての統計学とか用語とかは講義をうけてましたし、
今、知的好奇心がくすぐられ続けています。

自分の能力のはるか上はできないし、
自分の能力のはるか下はつまらないです。
ちょうどぐらいが一番心地よいのですよね。
ロープレでレベルが低すぎても高すぎてもおもろくないのといっしょです。

そういうわけで、ちょうどな心地よさをもちながら読んでいます。
そろそろレベルが足りなくなりそうな気配はします。
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