スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

しばし後

2007年08月10日 17:59

4日間という期間は私にとっては長い休みでした。

祖母は数年来(10年をこすかも)痴呆、寝たきりで、
ある程度のぼんやりとした覚悟はできていたようです。
ただ、今回のこと自体はかなり突然で、ショックでした。

あとは、単に衝撃であっただけではなくて、
いろいろと考えるところもでてきてしまい、
ちょっと混乱していたようです。
結局今も整理はできていませんし、
一つにまとめる必要もないのかもしれません。


また別の機会に紹介すると思いますが、
ローマ人の物語シリーズを読んでいます。
そこでよく言われているのが、適時に適材を適所へ。
優秀な人材もその活躍するフィールドと場面が必要やと。
全く、その通りやと思います。

で、それは本に関しても然りのようです。

買ったときに考えていたことは、文庫本の絵本がめずらしいとか、
ベストセラーを読んでないのもどやろとか、新訳てのがはやってるとか、
その程度のことでした。

でも、この本がこのタイミングで手元にあったことは
私にとって大変な幸運のように思います。

星の王子さま (新潮文庫) 星の王子さま (新潮文庫)
サン=テグジュペリ (2006/03)
新潮社

この商品の詳細を見る

いつもなら「いちばんたいせつなものは目に見えない」といわれても、
何かしら測定しようがあるはずやぐらいのことを思うかもしれません。
一応科学を扱うものですしね。

でも、すんなりとはいってきました。
それはきっとこの時期に読めたからでしょう。


いろいろな言葉がしみこんできたのですが、
訳者のあとがきにもええ言葉がありました。

「生者は死者によって生かされ、死者は生者によって生きつづける」

ええ言葉やと思います。
まぁ遺された者にできることは数多くはないですし、
その人たちを想うことをもっと大事にすればよいのかもしれません。
かなしいと感じる事も、別に隠さなくてもええのでしょう。


あとは、
「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、
きみが、バラのために費やした時間だったんだ」
というセリフが本文中にありました。

そういうことを考えると、
私はおばあちゃんと過ごす時間が非常に少なかったように思います。
小さい頃はともかく、この数年はほとんどなかったような。

意思疎通ができないとか、めんどくさいとか、
そういう理由づけはいくらでもできていたのかもしれません。

でもやはり、今になると、もっと会えたのにという後悔があります。
もっと長い時間をいっしょに過ごせていればと。


たいせつな人ができるのに、
時間だけあればええというものではないでしょう。
過ごした時間が短くてもかけがえのない人はいますし。
でも逆は…やっぱりあんまりないのですかね。
長くいっしょにいる人は確かにかけがえがないような。

私はもうおばあちゃんと過ごす時間というものはなくなってしまったのですが、
その分、家族や友人と過ごす時間をもっともっと増やそうと思います。


今回、何人かの人に結構心配してもらえました。
単にショックであったときというのもありましたし、
結構自分のことを嫌いになりそうな時期でもありました。
そのときに自分を心配してくれたことがものすごく嬉しかったですし、
救いになりました。

ありがとう。

そういう人達のために、次は何か私も力になりたいものやと思います。
まずは、いっしょに過ごせる時間が増えるとええですな。


スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://nozaki.blog15.fc2.com/tb.php/733-7efbc75c
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。