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こころ

2007年07月20日 21:02

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私はその名を此処にKと呼んでおきます。
私はこのKと生まれる前からの関係でした。
生まれる前からといえば断らないでも解っているでしょう、
私はいつもKの手の届く範囲にいたのです。

Kは私より随分と強情なを性分でした。
そのため、一度言ったことは決して翻すことはないのです。
それは、私に対しても同様でした。

Kの奥底には、あるいはいい加減なところがあったのかもしれません。
しかし、外にでてくるとき、それは全て正論となるのです。
そして、私はその正論に対して抗う術を有していませんでした。


私が止めようか止めまいかと考えて、
ともかくも実習終了まで待とうと考えたのが6月26日でした。
ところがそれから1ヶ月も経たないうちに、
Kは私に最も痛切な打撃を与えたのです。

弟の話を総合すると、
Kはこの正論を最も落ち着いた方法で表現したのです。
Kは「止めたのは何時ですか」と聞き、
「何か罰を与えたいが、金以外では解決できません」
と言ったそうです。

私はKがそのような行動をとった理由を
繰り返し繰り返し考えたのです。
その当座は頭がただ法の一文字で支配されていた所為でありましょうか、
私の考えはむしろ簡単でしかも直線的でした。
Kはまさしく法律違反のために
そのような行動をとったものと極めてしまったのです。

しかしだんだん落ち着いた気分で、同じ現象に向かってみると、
そう容易くは解決がつかないように思われてきました。

現実と理想の衝突、―――それでもまだ不十分でした。

私はしまいにKが私のようにたった一人で暇で仕事がなくなった結果、
急に処決したのではなかろうかと疑いはじめました。
そうしてまた慄としたのです。


兎に角、駐禁は罪悪ですよ、よござんすか。
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