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ぐだって、みじめ

2007年07月19日 23:44

今夜はM重研Mの会。
なかなかあっという間ながら、あいかわらず酔いました。
確実に酔いやすくなっているようなので、
ちょっと本気でお酒を控えていこうかと思います。
でもまぁ、誘われる分にはかまいませんので。
誘ってくださいませ。


さて、本日は休みやったのですが、結局読書と掃除以外は何もせず。
まぁ、そんなものなのですかね。

でも、2冊で結構量あったやつを1週間で読みきったので満足です。
最近私の中ではやっている、遠藤周作の歴史小説。
反逆〈上〉 反逆〈上〉
遠藤 周作 (1991/11)
講談社

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反逆〈下〉 反逆〈下〉
遠藤 周作 (1991/11)
講談社

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上下巻で、時系列的にも連続してはいるのですが、
基本的にはかなりばらばらな感じです。
共通しているのは、織田信長に対しているということです。

織田信長という天才で完全なる自信家に対して、
したがっている中にも、嫉妬や恨み、無条件の尊敬など、
複雑な感情がこもっているということを、
荒木村重や明智光秀らを中心に書いています。

司馬遼太郎の作品の中でも国盗り物語がかなり好きな私としては、
明智光秀の心理描写は完全に満足いくというわけではなかったですが、
それでもかなりひきつけられました。
やはり、殺されるのは私の家付近なのですね。
大亀谷、までかぶってくると相当な近さです。
この近さを思うとき、京都でよかったとほんまに思います。


遠藤周作の作品にしては、キリスト教は前面にでてきません。
でも、中心的なテーマは似ているような。
結局は、中途半端に強い人たちの苦悩を描いているのですな。

世間的にみれば全然成功している人達なのですが。
それが、より強大なものに対して嫉妬など様々な感情が湧いてきて、
自分を崩壊させてしまうと。


私はまぁ、ちっぽけなので、この小説にでてくるような人たちとは違うのですが、
それでも共感するところが結構ありました。

司馬遼太郎の書く人間はほんまにかっこよくて、いつも魅入ります。
でも、遠藤周作の書く人間は、かっこよさももちながら、
非常に弱い面も多々あり、それが外にもでてきたりします。

そういうせいか、身近に感じてしまうような気がしますね。
司馬主人公には憧れを抱くのに対して、
遠藤主人公には親近感を抱いてしまいます。


弱い中にある強さ、てのはほんまに目立ちます。
いつも強い人は、強いかもしれんけど、あくまで自分とは違うのです。
聖書ででてくる弟子達しかり、今回出てくる主人公達しかり、
ほんまに弱く、みじめであるのですが、その弱さを知っているからこそ、
一瞬あるいはある時期以降見せる強さに、魅力を感じるのでしょう。


私も弱く、ぐだっていて、みじめなものですが、
一瞬でええので、皆に印象を残すような強さを見せたいものです。
同じエネルギーなら、パルス状にした方が
エネルギー密度という観点からは強力なのといっしょなのかもしれません。
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