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いや、違うんです

2006年11月13日 19:37

こんなに早く読んだら絶対まじめと思われるような気がします。
違うんですよ。
たまたま手近なところに活字がなくて、ちょっとよんでみただけなのです。
そうするとえらくさっぱりとしていて、さらっと読んでしまっただけです。
尊敬の念をもって、その思想を知りたいとか、そういう高尚なのではないのです。
宿題は基本的には〆切り直前にやるのです。


というわけで、期せずして読んでしまいました。
実践経営哲学 実践経営哲学
松下 幸之助 (2001/05/01)
PHP研究所

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先週金曜の内定者懇談会のときに配布された本です。
一読しておく事、程度しか指定されていません。
しかも読み終わったのは土曜でしたしね。違うんですよ。

内容的には、非常にきれいな内容です。
企業は社会の公器であって、
常に正しい経営理念をもって経営されなければならない、という内容。
利益は税金として国家の経営につながる一方、
給与として個人生活の経営にも利用されるもので、
国家として絶対に必要な事である。
逆に利益をださないということは社会に迷惑をかけていることであって、
そういう企業はよろしくない、と言っています。

司馬遼太郎的なものの見方をすると、完全に大将の器ですね、K之助さんは。
司馬遼太郎の本の中で、基本的にうまくいく軍団は、
大将はおおらかで、人に思い切って多くをまかせ、
その責任は自分がとるという度量をもっている人間です。

そのかわりに参謀は表に出ると完全に嫌われる程きっちりしていて、
さらに天才的に頭の回転がはやいような人間がなっています。
そしてその大将を補佐する大将の器ほどではないけども、
それより少し小規模の軍団を指揮するには大丈夫な将軍達がいるわけです。

織田信長も豊臣秀吉も徳川家康も、
坂本竜馬も西郷隆盛も、大山巌も、
あるいは中国まで言ってしまえば劉邦も、
みんな大将の器をもっている人はそのようなのです。
で、そういう大将の元では兵士は喜んで生命を危険にさらすと。
(まぁ戦国時代はそうでもないかもしれませんが。)

逆に参謀が大将の位置に行くと、結構失敗するものです。
石田三成とかはそういう感じがします。

あまり詳しい生涯を知らないのですが、K之助さんもそんな感じなのでしょう。
社員からの絶対的な信頼を得ているわけですし。
この本を見る限り、細かいこと以前に、
大将が見せるような大きなものを掲げているように思います。


この本の内容を社員が全員盲目的に信じているとなると
またややこしいかもしれませんが、
こういうトップがいることはすばらしいと思うのですよ。
結局、こまかいことは抜きにして、誠実であれということですしね。

見るからに頭がきれるてのは必要なのではなくて、
おおらかさのようなものを持っている人に人はついていくのでしょう。

好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはトップはそんな人がいいですな。
合理的ということを追求するだけではなくて、
むしろこの人の言うことやし正しいんやわと思わせてくれる人の方がいいです。
人は理だけでは動かんでしょうしねぇ(利では動くかも)。


まだ入ってもいない私にはトップに対する信頼というものはありません。
が、トップがこの本で言っていることを自分のものとしてもっている、
という信頼が入ってから得られることを期待しています。

さて、どうなることやら。
なんだかんだで楽しみなのかもしれませんな。
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