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独り言 …でもないか。

ルーツール

なんか、ひさびさな気がします。
最近あまり待ち時間の長いことをしていないからですかね。
かといって測定しているわけでもないし。
ふーむ。まぁ、デスクワークのせいやということにしておきましょう。

本を読みました。

マザーネイチャーズ・トーク マザーネイチャーズ・トーク
立花 隆、日高 敏隆 他 (1996/11)
新潮社

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私の好きな対談形式で、非常に面白かったです。
対談て、やはり聞き手の能力がそうとうでてくると思うのですが、
聞き手として立花隆てのはうってつけなのでしょう。

知識の幅広さと、知的好奇心の大きさ、この二つですね。
あわよくば私もこのような二つがほしいものです。

10数年前の本とは思えません。
科学は日々発展しているかもしれませんが、
私たちの知識が到底それにはついていっていないということを痛感しました。

【サル学・河合雅雄】
サルにも興味があるが、根本にあるのは人間に対する興味や、
というのが印象的でした。
科学はどうしても局所的になるが、
大きなものを目標にしているというのを忘れるなと。
あたりまえではあるけれども、大事なことやと思いました。


【動物行動学・日高敏隆】
昆虫の話が多かったように。
とりあえず、知らないことばかりでしたね。
なんか、生命の定義が昆虫と人間では全然違うのではと思います。
あとは、遺伝子てなんやという話が面白かったです。


【惑星科学・松井孝典】
例えば火星の話ですが、火星を調べる事は、
地球の生命の起源を調べることに非常に近いという話でした。
また、よく言われていることですが、生命が存在する条件のシビアさを丁寧に。
やはり、生命がいることはすごいことですし、
この地球の大きさ、太陽系の大きさ、宇宙の大きさには気が狂いそうになります。


【免疫学・多田富雄】
免疫の基本は自己と、非自己ということで。
それを判断するというのはかなりすごいことなのではと。
自分が自分である事って、こんな次元からでてくる話なのですな。


【精神分析学・河合隼雄】
ユング派なので、夢に関して話すこと自体はそんなに珍しくはないのですが、
解釈が結構自分にとってはおもしろいように感じました。
まぁ違うかもしれませんが、ストレス解消になるということですよ。
それがないといってしまうほどのストレス解消法なのです。たぶん。
そういうわけで、私はもっと寝ようと思います。


【植物学・古谷雅樹】
植物、普段何気なく見ていますが、ほんまに不思議な存在です。
植物内の情報伝達ていうのが、かなりすごいようで。
基本は光をセンシングするそうで。
それで活性になったものが元の状態に戻る半減期のようなもので、
日が落ちてからの時間や、季節を感じ取るとか。


【微生物学・服部勉】
我々のまわりには微生物がいますし、我々の内部にも微生物がいます。
微生物てすごい量がいるようです。
微生物学では、基本微生物を単体で培養して、その特徴を調べているのですが、
実際にはそういうので見られるものには限界があるのではということでした。
環境てのは思っている以上に重要なファクターなのではと。


基本的に科学は今まで還元的にやってきて、
そしてそれがこれだけの成果を挙げてきているわけですが、
これからはそういう完全に還元できないところを調べる時代なのかなと。
そういうのが結構生命を扱っている人たちには見受けられました。
確かに、そもそも生命の多様性てのは、
例えばある環境の変化に対してどの程度緩衝があるかということでもありますし。
調べる事ができるのかどうかすらわかりませんが、知りたいですね。


しかし、自分のやっていることを面白いと人に伝えられる能力、ほんま大事ですな。
私のまわりにいる教授たちも、優秀な人はみな面白さを伝えられています。

そして、この本で話をする人たちは、
自分のルーツをしっかりともっているようでした。

それは、形は違っても、生命や人間に対する興味です。
それが存在すると認識されることではじめて存在するとかいう言葉もありますし。
この人たちは、生命を含む、この世界・宇宙に興味があるのですよ。

そして、自分のやっていることはある意味ではツールであると。
その認識はきっと大事やと思うのです。
どうしても局所的な研究に陥るものですからね。
それを常に大局的なところで見れるかどうか、ほんまに大事やと思います。


しかし、自然て、ほんまに面白いですな。
そして、不思議です。ワンダフルワールドです。

アインシュタインの言葉でしたか、
『最も不思議なことは、人間がこの自然を理解できる事だ』と。

まさにその通りです。

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    棚から哲学
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    新教養主義宣言
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    無限論の教室
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    日本語と日本人の心
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    脳を鍛える―東大講義「人間の現在」
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    死生学がわかる。
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    ゲーデルの哲学―不完全性定理と神の存在論
    ゲーデルの哲学―不完全性定理と神の存在論
    高橋 昌一郎
    講談社

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    世に棲む日日 (1)
    世に棲む日日
    司馬 遼太郎
    文芸春秋

    司馬作品は戦国なら戦国全部、幕末なら幕末全部読むのが一番面白い読み方であると。『竜馬が行く』で全体像をつかんだ後に読むと、面白さが何倍にもなるのでは。

    ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
    ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
    ヨースタイン ゴルデル
    日本放送出版協会

    まぁべたな本。哲学について非常にわかりやすく書いてある本。考えさせられることが多々ある。これが倫理の教科書なら誰でも授業にでるのでは。

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