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2006年07月10日 16:12

W杯、面白かったですね。
ジダンが退場というのは完全に意外でしたが。

まぁ、けがなくてなによりです。
スーパースターなので、訴訟沙汰になっても示談でしょうし。
結局は、流れを失ったF国サポーターがじだんだを踏んだだけでしょうか。

だじゃれコミュニティ、ようやくつくりましたよ。
だじゃれや韻で会話をしたいと思っています。
よろしくどうぞ。


さて、五都市大会に行く前に読んでいたのですが。
豊臣家の人々 豊臣家の人々
司馬 遼太郎 (1971/05)
角川書店

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絵がないのですが、この本は、縁があった話。

生命の連続性を証明する手段で、最も単純なものは血縁です。
親には親がいて、そのまた親には親がいるということですが。
そうなると、はじめはどうなるのでしょうな。

今ならいろいろなアプローチができるかと思いますが、
昔はその生命の神秘がそのまま神格化につながっていました。
それはどこにおいてもそういうものですが、
こと日本においてはそれが非常に重要視されています。

日本は世界で最も平等な国のひとつやと司馬遼太郎はいうわけですが、
その根拠の一つが、この豊臣秀吉。
最下層の人間が、その運を含む実力のみで、天下を支配したと。
これが許される国家はほとんどありません。

ただ、この実力主義が適用されるのは、秀吉本人だけなのですよね。

その血縁には適用されない、ということがわかっていなかったと。
適用されないものに無理やり適用したことによる悲劇、の話です。


司馬遼太郎作品のよいところはメインの話に、そのまわりを彩る話が多いことです。
同じ時間軸を共有しながら、全然違う見方すらできる。
そのへん、ほんまに面白いですなぁ。
セット販売されてる気分です。


豊臣秀長や結城秀康など、あんま知らなかったですが、相当の人のようです。
逆に、豊臣秀次や小早川秀秋はどうしようもない感じ。
女性の話もありましたし、八条宮という桂離宮の持ち主の話も。
桂離宮、行きたいです。


こういう人達の話も魅力があったのですが、
司馬遼太郎はそれらの人の話の何倍ものページを使い、
淀殿・秀頼の話をしています。ほとんどは淀殿。

司馬作品では無能な人はあんまりかかれません。
「愚物である」とかあっさり書いてしまう感じです。
影響力もなく、自分達のちっぽけな利益を守ることしか考えられない人たち。
まぁ、今もいますけども。

そんなわけで、無能な人はあまりかかれない司馬作品において、
淀殿だけは特異なわけです。
読んでいてもがっかりするほどに、彼女らはひどい。
策謀をしかけている家康すらその愚かさにいらっとする場面もあります。
それだけ書くということは、司馬っちもほんまに嫌いやったのではないですかねぇ。


話がそれました。
どうも、私も嫌いなようです。

mixiである人を知るためには、その人のマイミクシィを見たりします。
その人に縁のある人が、その人を説明するわけです。
逆にその友人にとっては、その人がその友人を説明するわけで。

豊臣秀吉という人を知るには、
こういう人達がまわりにいたということを知ることも重要なのでは。

私も、この人がマイミクシィにいるならと言われるような人間にならんといけませんな。
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コメント

  1. yuji | URL | bZfbELo2

    こんにちはー。
    ちょっと思うところあって小早川秀秋について調べてるんですけど、
    「小早川秀秋はどうしようもない感じ。 」というのはどういう意味でどうしようもないのでしょうか?

    本来は本を読むべきところをここで質問して自分の手間を省いているという面もあるので、もしよかったら教えてくれたらうれしいです。

  2. yuji | URL | -

    ごめんなさい、Blogに検索窓があったので調べてみたら昔の日記(5月8日)に書いてありましたね。


    ちなみに、個人的には実際の小早川秀秋はむしろ優秀なのではないかと考えています。
    まだ考えもまとまってないし、調べが足りないのですが…
    多少考えがまとまったら、自分のブログに詳しく書くつもりです。

  3. のざき | URL | VVHQ8TqM

    ちゃんと調べることはええですね。
    うちは司馬遼太郎の本とかを読んでるぐらいやし。
    何かわかればぜひ教えていただきたいです。

    少なくとも、結果だけでは秀秋はほんまに得ていますな。
    名家の跡継ぎになってるし、
    関ヶ原では自分の行動がそのまま両軍の勝敗にかかる位置にいたし。

    それが、自分の意図してえたものとか、
    その立場をうまく利用してとか、そういうのならええのですかねぇ。

    司馬遼太郎的には、中途半端な人間の中途半端な行動で
    他の人たちの運命が決まってしまうのがやるせないのではないですかね。

    まぁ好き嫌いの要素が強いので、偏った見方ではありますが。

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