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過密状態

2006年05月16日 20:53

前略

木々の若葉が目にしみる今日この頃、
鴨川にもカップルが等間隔に並ぶ季節になりました。
皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。


さて、現在読んでいる本について、興味深い話がありましたゆえ、
ご報告申し上げます。

ご存知のように、どんな動物におきましても、
過密状態はストレスであるそうです。


マウスを使った実験で、以下のような結果が得られたとのことです。
マウスを過密状態下におき、3世代にわたって飼育するという実験でありました。

まずは性行動に異常があらわれたとのことです。
同性愛、未成熟のメスをおそう、生殖機能がなくなる、などが見られたということです。

次には、メスが子供を保護も保育もしなくなったとのことです。
その結果、母から離れた子供は他のマウスに踏み潰されるなどして、
かなりが死に至ったそうです。
また、妊娠率の低下、流産率の向上、先天性異常などが見られたとのことです。

さらに時間をおきますと、マウス間での闘争が発生したとのことです。
社会性のようなものが失われ、子供やメスに異常行動が目立っってあらわれたとのことです。
最終的に、マウスたちは混乱状態へと陥ってしまったとのことでした。


これらの実験はいささか古いもので、少々偏った見方のようにも思えます。
ただ、私どもとの共通点があまりにも多いゆえ、ご報告いたしました。


その本の中では、異常事態に気付かないという事態は、次の三つが考えうるとのことでした。

①量的な変化はなく質的変化のみがみられるとき
②自分のまわりではまだそれが生じていないとき
③一様に異常になり、その中に自分がいるとき


一般に、ストレスがあまりにも強くなった状態では、
種族維持本能よりも、個体維持本能が顕著になるとのことでした。

私どもにあてはめますとき、現在当然のように言われております、
「自分のしたいことをする」ということは果たして本当に正しいことなのでしょうか。

個体だけに執着しているというとり方も可能なのではないのかと思った次第です。
この疑問にはこたいなどないのかもしれませんが、ご検討いただけると幸いです。


駄文長文失礼致しました。
末筆ながら、ご自愛のほどお祈り申し上げます。

草々
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