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対話

2005年08月08日 12:22

前言ってた、『八人との対話』を読破しました。

いやはや、面白かった。非常にいろいろな領域のことについてかんがえさせられました。読まないとはおもいますが、これはぜひ読んでほしいですね。10年ぐらい前の話ですが、今問題になってきていることがある程度示唆されてたり、根源的なことについて改めて考えさせられてたり、非常にいいです。

個人的には最後の上智大学のアルフォンス・デーケンていう人の話がよかったです。最後に読んだしというところもあるかもしれませんが。ユーモアの大切さから始まるのですが、ユーモアは相手に対する思いやりだそうです。その後カトリックの話になって、本質は相手への愛、つまりユーモアが大事やとかいう感じになります。カトリックの日本への興味の話とか、これだけ離れているのに奇妙なことに共通点が多いとか、いろいろつれづれと話しているのですが、とても奥が深い。ユーモアを持って生きるというのは非常に大事なことで。夢を持つにしても、がちがちにまじめやととても無理でしょう。ある程度ゆるくいくこと、緊張をしなくてもええときはしないことなどが大事になってくるとおもいます。私はいつもがちがちに緊張しますがね。疲れます。げろげろ。

他にも東北大学の学長で、電気電子工学の専門家との対話とかもあります。これも面白かった。分野の違う人たちとこういう風に対話できたらええのにとおもいます。


そもそも「対話」形式というのがええのではないでしょうか。どうも、特に理系やと、なかなか一人で考えてしまうところがあるとおもうのですが、対話を思考の手段として用いるのは大事でしょう。まぁ先生方はよく議論されますが。このレベルまでいかないといけないのですよね。理系では難しいかもしれませんが、対話をすることで新しく中間的な結論ができることもたびたびありますし。
対話形式はソクラテスからはじまってるんですよね、きっと。相手にいろんな質問をしていくとか、その辺から。思考というものは、頭の中ではなんやらわかった気になってるけど、言葉にしてみてはじめてわかってないことに気づくのではないでしょうか。そういう意味で対話て大事やと思います。
ほんで、対話することが新しい考えを生むことはヘーゲルの弁証法のようなものでしょう。対立するにしろしないにしろ、二つの意見がより高次な領域で統合されると。こういう風にして思考の次元があがっていけば、それはすばらしいことです。ためしに「弁証法 対話」で検索してみたらこんなんでてきました。
ヘーゲル

『ヘーゲル―生きてゆく力としての弁証法』
次はこれでも読んでみましょうか。
けど、立花隆も読んでみたいですし。
ドラクエ8もしたいですし。"かわいい"T田氏が貸してくれへんかな。



つまり、何かしらしゃべると意外とええことが思いつくのです。きっと。文殊の知恵です。もんじゅは結構ぐだってますが、それもきっと相談とかをしなかったからなんでしょうなぁ。議論は大事です。コメントも大事なんですよ、きっと(←さみしがり)。





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コメント

  1. じゅん | URL | -

    さみしがってるようなのでコメント。
    しばらく見んうちにバージョンアップしててびっくりしました。帰ったら是非、左サイドの本と映画のアップの仕方を教えてくださいな。

    ユーモアの話だけど、うちの身近な人で人間のコミュニケーションで最も大事なのは「ユーモア」なのでないかと言ってました。一人言い切り型ではなく、ユーモアが双方のベクトルでもって成立する場合、それは双方にその間にある空間やお互いの距離感、気持ち、立場等も理解しようというものがないと成り立たないということなのです。
    スイス人の友達は、知性は高く評価されがちだが、J・ピアジェによる発達段階では知性はほんの第二段階で現れる。それに対してユーモアは高等な知である、と「知的」視されるベルギー人にアピールしてました。
    その上智の先生は名前がヨーロピアンやね。オーストリアとからへんかなあ。ちなみにヘーゲルはドイツ観念論哲学の代表格。余談ですが「ベクトル」もドイツ語だそうです。

  2. のざき | URL | -

    ありがとうございます。
    桂にいると人恋しくなります。

    アルフォンスさんはドイツの人だそうですよ。いろいろドイツのええところも言ってましたし。

    やはりユーモアは大切ですか。
    デーケンさん曰く、自分を低くするとユーモアになり、高くすると皮肉になるそうです。私は背が高いので、皮に肉がつきます。こまったもんです。



    やはりあまりユーモアのセンスはないようです。
    だめだ。

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