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2011年09月16日 23:09

さて、本を読みました。

ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉 (新潮文庫)
(2011/08/28)
塩野 七生

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待ちわびていた最終章、ついに出版されました。
というわけで、早速。


キリスト教が国教になり、
ローマ帝国も東西に分裂、
いよいよ終焉を迎えます。

滅びる原因は、いろいろ。
その中の一つ、統治システムの老朽化、というところについて。

この頃、皇帝位はそれまでの、
民衆の第一人者という建前から、
神が与えた地位という建前にかわります。

神が与えた地位とすることにより、
より皇帝位を安定して絶対的なものにするというのが狙い。

それ自体、あってるとも間違っているとも言えません。
皇帝がころころ変わるという最悪の事態を避けるには必要です。


ただ、やはり弊害もあるわけで。

皇帝がぐだってしまったり、
その周囲がその周囲のみの論理で行動したり、
というところが出てきてしまいます。

最後のローマ人、と呼ばれたスティリコという人物が
全体を見通して行動しているところに、
皇帝や官僚が、自分の狭い周辺での地位や利益を得るために、
邪魔をし、最後には殺してしまいます。


こういうのを見てると、人間て成長してないなと。
私の周りでもそんなことばっか。

結局、システムが古くなると、
ルールの生んだコンセプトはなくなって、
ルールのみが固定化されてしまうのですかね。
実際に能力のある人ではなくて、
そのルールをうまくこなせる人だけが上にいける、
すこし歪な状態になってしまうと。

そして、ルールをこなせるだけのちっちゃい人間のやることが、
ほんまに大きなことをする人間の邪魔をできてしまう、
というところが、老いたシステムの悪いところになるのではないですかねー。
…私の周りの話?


やはり、古いものはメンテが必要ということですね。
家で言うと、リノベーションてやつですな。

結局昔は、カエサル、アウグストゥスのときに、
システムを上手くリノベーションしたのでしょう。

古いものの良い部分は残しつつ、
新しい状況に適したものを構築しないといけないと。
共和制から帝政への上手なシフトができたことで、
さらに数百年生き延びれたというところなんでしょうなー。


その後も何度か改築をしようとはしたものの、
お金無かったり、傷みがひどすぎて、
もうどうしようもない、というのがこの本の頃のローマ。
いよいよ終焉。


引き続き読んで行こうと思います。

長くなってしまった。

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