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リテラシー

2011年09月06日 22:10

さて、本を読みました。

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
(2005/12)
大竹 文雄

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ここで言うセンス、リテラシーという言葉に意味的には近いものです。
何かを考える時、ある体系的を考えのベースにするというか。

例えば、どこからかボールが飛んできたときに、
バスケットボーラーはミートして両手でキャッチすることを考え(さらに両足で着地する)、
物理屋さんはその落下軌道から重力の大きさを考え、
だじゃれ好きは「ものがボールだけに、急やな~」などと言ってみたりする、
というアレです。ナニだ?


その経済学版。

いい男は結婚しているのか?
なぜ私の給料は低いのか?
成果主義ってほんまに効果があるのか?

などの日頃のちょっとしたテーマを、
経済学的な切り口で考えたらどうなるか、という内容。


経済学的なというと難しますが、
要は、金銭的に損か得か、というところだけ考えるということです。
これを「金銭的インセンティブ」といいます。

例えば、日本の終身雇用制について、わりとメリットも多い、と。

たとえば若い時には生産性以下の給料を支払、
年をとると生産性以上の給料を払うという形になっているとします。
(実際にそうなっている場合が多い)
そして、真面目に働かなければ途中でクビにしますよ、と約束します。

となると、若いうちは損を積み重ねているので、
年をとるまで働き続けないといけない、
しかもクビにならないように真面目に働かなあかん、
と、雇用される側は思うはず。

一方、生産性に対応した給料の場合、
いつやめても損はしないので、より得になる可能性があるなら
いつやめてもよい、と、雇用される側は考えるはず。

さらには、任期制と終身雇用制で同じ給料だった場合、
当然リスクをとらない被雇用者は、終身雇用を選ぶはず。
なので、同じ人件費なら必ず任期制の方が高くつくはずなのではと。


実際はこんな単純ではないのでしょうが、
切り口がシンプルなだけに、そこから導かれる結論には
ある程度の納得性がありました。

そして、それでいいのだと言っています。

人間は感情で動くときもあるし、合理的に動けるわけでもない、
だから完璧に行動を予測することは不可能なのはあたりまえ。

ただ、金銭で動くことも当然多いので、
その切り口で考えることができれば、
大きく離れない結論を導き出せるのではないか、ということでした。


…長い上に、いまいち面白さを伝えられませんでしたが、
具体例が多いので、非常にわかりやすいです。
個人的にも普段こういう考え方あんまりしないので、新鮮でした。
Facebookにも書きましたが、最近では一番。

興味のある方はぜひ~。


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