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かぶりすぎ?

2011年01月17日 23:48

さて、本を読みました。
ようやく現状に感想が追いついた!

ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉 (新潮文庫)
(2009/08/28)
塩野 七生

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ほぼ一年ぶりのローマ人。
まだ文庫本が完結してないので、
がつがつはしないようにしています…が、やはり面白い。

五賢帝時代が終わり、混迷の3世紀を経て、
絶対君主制の時代へ。いよいよ終盤です。


ローマ人の物語を読んでいて、
現代の状況と似ているなと思うことがしばしば。

今回も実に似ています。

混迷の3世紀、日本に似ています、と前に書きました。
領土拡張時代が終わって経済は低迷、
皇帝がコロコロ変わり、
外敵がどんどん押し寄せてきています。

領土拡張→高度経済成長、
皇帝→首相、外敵→アジア系メーカー、とすれば、
なんとも当てはまる感じ。


で、ついに、ようやく長期政権ができた、というのがこの本。
ディオクレティアヌス帝です。
まぁこの人はどっちかというと不言実行タイプぽいですが。

さらに状況として似ているのが、
小さな政府→大きな政府への転換、というところ。

それまでのローマでは、
基本的にはそれほど全体的に国家が何かをするわけでなく、
例えばインフラ整備も寄付や地方自治体によるものも多かったそうです。

一方で、この本の時代になると、
国家がそういうのを一手に担うため、財源がなくなり、
その財源確保のために増税をどんどん行っています。

似てる!


ちなみに、この長期政権、ある程度の安定をもたらします。
お金はかかり、国家として疲弊し、柔軟性は失ったものの、
最大の目的の安全保障に関しては、ちゃんと成果を上げています。

ただ、その後内紛のせいでまたばたばたしてしまうようで。

そして、サブタイトルにもあるように、
この時代に行ったことが、最後の努力、となるようです。

いよいよ滅亡が近いと。
昔の話か、現代の話か、どっちの話かはわかりませんが。


賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、
よくこのミクシーでも書いていることではありますが、
認識しなくては&認識してほしいものですね。

とりあえず、まずは歴史を知らなければということで。

この先ローマはどうなるのか、非常に興味が湧いています。
あっという間に読んでしまいそうな予感。

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