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ハウツー

2010年11月20日 00:17

さて、本を読みました。

知的好奇心 (中公新書 (318))知的好奇心 (中公新書 (318))
(1973/03)
波多野 誼余夫、稲垣 佳世子 他

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人の本性は怠け者で、そのためにはムチとニンジンによって、
働かざるをえない状況を作り出すしかない、という一般的な解釈に対し、
環境を整えることで、
人間は自主的に"知的好奇心"を持って行動することができる、という話。

まぁ、そういうことは今ではわりと一般的になことやと思いますが、
この本が書かれたのは、35年前。
そう考えると、すごく先進的な本やったんやなと。

幼児教育の話が多く、子どもがどういうふうにしたら
興味を持つとか積極的に行動するかとか、そんな感じでした。
全体的に非常にわかりやかったです。


まぁいろいろ考えさせられたところはあるのですが、
特に以下の2点が印象に残っています。

◆知的好奇心がうまく出てくる条件

ひとつには、単に自由にさせるとかでは必ずしもあかんようで、
自分の能力と適度に差があることが重要だそうです。

自分で解決できるかできないか微妙なところ、というのがベストやと。
納得です。

仕事も途方にくれる程の量や、わけわからんほどの放置よりは、
適度な量や裁量があるという方がうまくいきそうですし。
まぁ、さじ加減てのは相当むずかしいのやとは思いますが。


もうひとつは、事前に討論とか、たくさん考えている方が、
結果に対して安定した解釈をするというのがあるそうです。

いきなり実験結果だけをみせられた場合は、
適当な解釈をしたり、その解釈も揺らぎやすいのだとか。
これも納得です。

私のよくやる、やってみなわからない、というのを言い訳にしたエイヤの実験も、
出来る限りは考えてすすめんとなと。


◆積極性が下がる条件

知的好奇心には、見返りがあるとあかんようです。
ごほうびがあると、そのごほうびに対してしか行動しなくなるような。

生きるために稼がないといけないので、難しいところですが、
自分にも当てはまってしまってるのかなーと。

学生の時は徹夜も土日も別に嫌ではなかったですが、
今はサービス残業とかにでもなると、めちゃ下がりますしね~。
そのあたり、対価がないと行けない状態になっているのかもです。


一方、そういう状況になりやすい環境についても言及が。

刺激が少ないとか、ルーチンになってしまうと、
すごくモチベーションがさがるのだと。そのとおりなのでしょう。
歯車になると、さがると。

怠け者の心理学ができた当時の、いわゆる労働者、はまさにそうで、
そういう背景があると、そら怠け者という論理もでてくるとのことでした。

私の場合は、刺激は多いのですが(逆に刺激を受け続けて感じなくなってるかも)、
歯車感はありますな。あとは、やってることが徒労になりそう感も強いかも。

まぁ、その辺をうまいこと動機づけすることで、
パフォーマンスを上げていかんとあかんのでしょうなぁ。



幼児教育の場合は環境は準備されるものですが、
仕事となると、環境は自分で準備・変更しなくてはいけません。
途方にくれる程変わらなそうな気もしますが、
まぁ少しづつ。

変えていきたいと思います。


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