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出だし

2010年11月03日 16:27

装置の稼働時間などの都合もあって、
最近はわりと帰宅時間が遅いです。
ま、それでも妻の方がかえってくるのが遅いのですが。
おかげで、光熱費は驚異的に安いです。

しかし、昨日は10時半まで実験棟にいながら、
そこから飲みに行ってきました。
会社の先輩同期と、私殺しのカウンターで。
声はやはり通りませんでした。

そして、いつものように、後半はトップに対する愚痴。
ただ、世間一般の人がする愚痴とはちょっと違うような。

誰からも敬意を持たれず、
トップにいるはずなのに見下されている感じ。
残念な方です。
人に嫌われないと上にはいけないとは思いますが、
こういう風に嫌われるのは嫌ですね~。


さて、本を読みました。

なぜ会社は変われないのか―危機突破の企業風土改革 (ビジネス戦略ストーリー)なぜ会社は変われないのか―危機突破の企業風土改革 (ビジネス戦略ストーリー)
(1998/01)
柴田 昌治

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会社の書庫にあったので、借りてみました。
10年以上前の話ですが、
不景気、グローバル化、低コスト化、環境、などなど、
今でも変わらず問題となっているテーマがたくさん。

そして、共感すべき会社の雰囲気がありました。
ぎりぎりの状況でやることによる疲弊・疲労感、
突出することが損という空気、
形式ばかりを追う人事、
そして、無能なトップ。

逆にいうと、10年間、状況は良い方へは
変わってないということでもあるような。
それはすごく残念です。
10年後はさすがにこのままでは崩壊してそうですが。


聖書で、イエス・キリストが十字架につけられたとき、
「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか。」
と言ったという記述があります。

このことにもいろいろな解釈はあるのですが、
そのままとると、神に裏切られたという深い絶望がある、となるかと。
自分を神と思っていたけれど、現実には超越的な力は発動しなかったと、
そんな感じにもとれます。

ただ、わりと一般的な解釈は違って、
この出だしは、詩篇という旧約聖書の一篇の出だしと同じなので、
その後のことが省略されていると考えられています。

たとえば、あきらめたら、のあとには、そこで試合終了ですよ、が入り、
アヴドゥルは、のあとには、こなみじんになって死んだ、が入るというようなものです。
もう少し長いですが。

なので、
  「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか。」
という絶望から始まった言葉は、
  「あなたに依り頼んで、裏切られたことはない」
最終的には神への絶対的な信頼に落ち着くと、
そういう考え方が主流です。


さて、話をもとに戻すと、
会社はなぜ変われないのか、というタイトルではじまるこの本は、
結局会社の組織とかシステムとか、そういうところの修正で変わるだけではなくて、
最終的には、自分が変わる以外に変わる方法はない、という結論になります。

その具体的な手段として、まじめに雑談する場をつくるとか、
そういうことが書いてありました。

自分が変わることがすべて、それはそのとおりと思います。
仮に逆に仕事と距離を置くにしても、それに見合った覚悟というか、
自分の意識を変えるという行為が必要になると思いますし。


ただ、惜しむらくは、この本では、
トップが現状ではよくないという意識だけは持っていたと。
そのことが相当重要に思います。
その点では、残念ながら私の組織は、
おそらく単独では無理かなと思ってしまいます。

今度、再編がいろいろあると、ニュースで知りました。
そういう外乱を、いいきっかけにすることができたらなと、
完全にこの本の趣旨とは異なる結論になってしまいました。


うーん、読み返してみると、私、よくない状況ですな。
最近腐ってきているというか、危機感が希薄になってきているような。
このままではよくないとわかっていながら、行動できていません。
このままではよくないです。


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