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ただ働き

2009年07月26日 20:03

豪雨が降ったりやんだりですね。
ビアガーデンに行きたいのですが、リスクが高すぎて、なかなかいけません。
水曜日も、天気予報的に30%という微妙なところでしたので、
結局いつものと○ひめになりました。

しかたないことではあるのですが、
豪雨が降ると奈良線が非常に遅れます。
雨が降ると遅れる、ぐらいすぐ遅れます。
平気で運転をとりやめますからね、
社会インフラとしてどうなんだ、という感じ。


よし、つながった。
本を読みました。

ローマ人の物語〈27〉すべての道はローマに通ず〈上〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈27〉すべての道はローマに通ず〈上〉 (新潮文庫)
(2006/09)
塩野 七生

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ローマ人の物語〈28〉すべての道はローマに通ず〈下〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈28〉すべての道はローマに通ず〈下〉 (新潮文庫)
(2006/09)
塩野 七生

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パクスロマーナも終盤ということで、
今回の2冊は、それを維持したインフラの話。

ハードなインフラとしては街道、水道、
ソフトなインフラとしては医療、教育、について。

ローマが他の国家と比べてこれほどに長く、安定した理由として、
常に言われるのがインフラ整備のところということで。
こういうところに価値を見いだせている国家てのは非常に少ないですからねー。
それを古代にここまでちゃんとしているというのは、
非常にすごいことやと思います。
結局このときにつくられたものが現代でも使われているわけですからねぇ。


ローマがそういうインフラ整備、メンテナンスを重要視した事実もすごく大事と思うのですが、
そういうことをすることがかっこいい、するべきだ、という価値観が、
非常に大事に思います。

採算がとれる事業でなくても、
それをすることが名誉になるということだけで行っていた部分もも多々あるようです。


名誉とか、そういうことを最近はあまり重要視しなくなっているように思います。
実利の方が大事というか。基本的にはそれでええと思います。

でも、それだけやと、どうも微妙な気もします。
大事なことではあるのですが、採算とか合理的に考えて、ということのみでは、
どこかで少ししんどくなりますからねー。

たとえば人をほめて、それを嬉しいこと、名誉なことと思い、
モチベーションがあがるならほめたらええと思いますし、
地球のために何かをすることはかっこいい、名誉なことだと思えるなら、
それでええように思います。

結局大多数を動かすには名誉だけではだめなのはわかりますが、
名誉だけで動ける人がいるなら、それを助長するようなアプローチもええのではないかなと。


バスケをしていても、仕事でも、ほめられたり頼られたりすると、
やっぱり普段以上の力がでるような気がしますからね。

そういう風土をつくっていけたらええですなー。

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