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世界のヘイコー

2009年06月24日 23:17

さて、本を読みました。

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか
(2009/02/17)
福岡伸一

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生命とは何か?
それは、ある「動的平衡」状態において現れている現象なのではないか。

という話です。

複雑系の例としてよく聞くのが、駅の改札口の話です。
人が少ないと、入る人出る人、それはばらばらになっているのに、
人が多くなると、入る人と出る人にある列、秩序ができてしまうと。
その秩序ができるきっかけはささいなもので、
たまたま、ある人がその改札口を通ったから、というだけ。
で、人が減ればまたばらばらになってしまうわけです。

生命も、いろんなものを摂取して、いろんなものを排出しているわけで、
その大きな流れの中で、一瞬できてしまった秩序なのではないかと。
そういう話です。


原因があって結果があるということが正しいなら、
全ての物事は連続しているわけです。
永遠に過渡状態にあるわけですな。
過渡状態の中の一平衡状態という見方は、
われわれの存在があるという、この不思議なことの理由づけとして、
非常に面白い見方のように思いました。


結局、コンテクストが大事なのだということでしょうか。

前後の状況の、ある特異的な一部分が重要なわけですし。
DNAについても、一つ一つはたんなるタンパク質でしかないのに、
それらが並ぶことにより、何らかの意味を持つわけです。
まぁ、どう並んでいるかよりも、どこに並んでいるかの方が大事という意見もあるようですが。

人間にしても、その人の身体的な特徴とともに、
その人がどういう人でどういう人生を経てきたかということが大事に思われるわけですし。

仮にクローンとかで私とまったく同じ遺伝子をもったものができたとしても、
おそらくそれは私ではないと思います。
そういう考え方はわりと一般的なはず。
それは、結局、我々の経てきたものが大事と思っているからなのでは。

あなたはあなただから尊い、という言葉は正しいと思いますが、
それはハードうウェア的に尊いわけではないのですな。
そのハードから出てくる何か、ハードへ入力された何か、ということが大事なのだと思います。

そういう意味で、あなたの生きている一瞬一瞬が尊いとかいう、
べたなええ言葉も、そのとおりと思えるようになるような気がします。


表現が飛躍することはあまり好きではないのですが、
結局、生命とは、言葉のようなものなのですな。

一つ一つは、ある周波数をもった振動でしかないわけで。

でも、それらがなんらかの規則で並ぶことにより、
意味として、新しく存在するようになるわけです。


言葉に関する遺伝子はほかの動物とは大きく異なるそうです。
人間が生命にたいしてこれほど執着心を見せるのも、
その辺に関係があるのかないのか。ないのでしょうが。

そういうわけで、このブログも、単なる羅列に近いかもしれませんが、
こうやって経ていくことが重要なのだと言い聞かせて、書いていこうと思います。

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