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二重

2009年06月03日 22:54

新入社員が来ました。
愛嬌のある感じで、非常にフレッシュで、よいと思います。
私も旧フレッシュとしてがんばらねばなりません。


さて、本を読みました。

二重らせん (講談社文庫)二重らせん (講談社文庫)
(1986/03)
ジェームス・D・ワトソン中村 桂子

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前に読んだ、理系の名著から。

DNAの構造を解明してノーベル賞をとったワトソンですが、
24歳のときの仕事で、30代での受賞です。
いやはや、私はいまやその年齢なのですが。いやはや。

名著、というのが非常にしっくりくる感じです。
今のような生き方をしている以上、
一回は読んでおかねばならん本のうちのひとつなのかと思います。
あんまり知識なくても、読みやすいですしねー。


ワトソンにしろクリックにしろ、すべてを自分で考えたわけではありません。
分子模型をつくるといいう手法も、X線解析の手法も、
有機化学の基本的知識も、生物学の解析手法も、
全て、すぐ近くにもっとすごい人たちがいるわけです。

そういう中で、二人のすごいところは、
DNAの解明という本質的なところに注目して、
その解明に全力を尽くしているところです。
途中でちょっとした成果をだしたりもしますが、
それはそれとして、常にどこかでDNAに対する意識を持っています。

X線などは、わざわざライバルのところにデータを見せてもらいにいったり、
解決のためには、いい意味で手段を気にしないというか。


一番のエッセンスの部分、二重らせん+相補的な結合というアイデアは、
あまりにもあっさり訪れます。この瞬間、気持ちいいのでしょうなー。

そのアイデアも、それとは少し異なった考えが間違っていたにも関わらず、
そこをきっかけにしてひらめいているように思います。
やはり、準備が大切なのですなー。


科学者、研究者というのは何よりがつがつしていないといけないわけです。
オタク的なイメージをもっている人も多いと思いますが、
事実は逆で、いかに自分のマニアックなことを人に理解させるかが重要です。

そういう、がつがつしているところを垣間見れるような本です。

ただ、一方で、必ずしもすべてをすててどっぷり研究につかっているわけでもありません。
研究はもうええし、合コンいこか的なエピソードも結構書かれています。
ただ、やるべきとき、軌道にのったときはものすごく集中力を出していきます。


私にないものと、あるもの、
尊敬と親近感の両方を感じさせるような本でした。

あとは、表紙がおしゃれ。


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