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控え目

2009年03月11日 22:44

先日は、メールやコメントでのお祝い、ありがとうございました。
そら昔に比べたらだいぶ減りましたけど、
意外な人に覚えていてもらったりと、うれしいことばかりでした。


さて、本。

サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)
(2008/12)
下條 信輔

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日経サイエンスでのおすすめから、です。
こっちが読みたくて、前回のをいっしょに買ったというか。
メインを後に食べたがるあたり、昔から変わりません。

前回の『暴走する~』は哲学、倫理学的観点から。
今回は、脳科学観点から。

期せずして、どちらも似たような対象を見ていました。

どちらも、心というものが、一般的な脳=意識=心というイメージとは違いますよ、
という話。だと思います。


今回は、潜在意識というところに注目していました。

ただ、意識に表れないところで完結してしまうことではなくて、
意識に表れたところの原因としての潜在部分についてでした。
たとえば、何かの選択をしたときに、
それは果たして完全に意識に表れたことだけで説明可能なのですかとか。


あぁ、選択に関して、話それますが、
面白い現象として、選択したものを正当化するというのが人間の本性として説明されていました。
何かを選んだ場合、その選択が好ましいと、あとになってどんどん思うようになるそうです。
正当化するわけですな。
ということは、やはり、自分が積極的に選択していくことが最終的に満足につながるのかも。


それました。

ただ、この、「自分が積極的に選択」することはほんまにできているのか?という話になります。
自由を謳歌しているけれど、それはほんまに自分の選択ですか?と。
経済や政治、そういうものの影響を、潜在的に受けているのではないですかと。
それほど潜在的なところは人間の思考に大きな影響を与えていますよと。

そんな話でした。


とりあえず、似たようなことを書こうとしている本を2冊続けて読みました。
似たようなところにいるはずなのです。
脳だけが独立して存在できるという考えは誤りだ、
環境というものを抜きにして人間の考えを理解することなんてできない、
そういう論点なのです。

でも、読後感はなぜかちがいまして。

前回は残念な感じ、今回はもうちょい知りたいなとう感じでした。


何が違うのか、いろいろあると思います。
潜在的に影響しているものもあるかもしれません。

ただ、一つ、私の嗜好として、控え目ということがあります。
今回の方が自分の発言に対して慎重というか。

あくまで仮説ですが、とか、こういう考えもできます、とか、
そういうところが大事なように思います。
何かを断言すればするほど、うそくさく感じてしまいます。
まぁ、断言は潜在的なところに影響を与える有効な手段なのだそうですが。

これは自分の嗜好なだけかもしれませんがね。
婉曲ですし。
言えることは言ってしまってええと思いますが、
それより先を断言してしまうのは、どうも不安になってしまいます。


最近特許を書き始めておりますが、
こんな風に断言が苦手でええのでしょうか。
あいまいなことも、断言しまくりです。
婉曲な特許てのもないとおもいますが。


とりあえず、この本、結構興味深い実験結果の紹介も多かったです。
いろんな実験結果を知るだけでも、なかなか楽しめるのではないでしょうか。

この本に限らずいろんなところで言われていることですが、
潜在的なものは、表にでてないだけで、普通に蓄積されているのだとか。
そして、潜在的なところで結びついたりして、
それがインスピレーションにつながる一因にもなっているのかもということです。
天才と呼ばれる人でも、結局は数うちゃあたる的な感じなのだそうです。

数うたんとあかんということですな。

とりあえず、偏見を持たず、
いろんな視点から、いろんなことにからんでいきたいものです。


長くなってしまった。
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