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凝縮、テンポ、簡潔

2008年12月30日 14:28

今年ももう終わりですね。
いろいろありましたな。

生活を振り返るのは明日ですか。

とりあえず、今年最後の読後メモ。

李陵・山月記 (新潮文庫)李陵・山月記 (新潮文庫)
(1969/05)
中島 敦

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何度もこのブログに出てきている山月記ですが、
ひさびさに他の作品ともあわせて読んでみました。

やはり、すごいです。
いろんな本を読んできましたが、
これほど自分の心境とシンクロするものがあるかというほどです。
そしてそれが、驚くほどテンポよく、凝縮され、簡潔に書かれていると。

半分は自分の才能や能力を信じている一方で、
半分は自分の才能や能力がないことをおそれると。
そのせいで、いつまでたっても中途半端ということです。

山月記の主人公は、もう戻れないところまで言ってしまいました。
私は、ええ歳にはなりましたが、まだ戻れます。
以前も言いましたかね。まだ間に合うと。

そして、結局いつも同じ結論になるのですが、
もっとがんばろうと思います。

前回も紹介しましたが、青空文庫で見れるので、興味のある方はどうぞ。
短編ですし、結構すぐ読めます。高校の教科書に載ってますしねぇ。
http://tinyurl.com/ysck85


その他の作品も非常によかったです。
「弟子」がかなり印象的でした。
孔子と子路の関係が、西郷と桐野の関係のように感じました。
違うところも多いですが、弟子側の心境が似ているような。

中国の故事を題材にしていますが、
現代の人間の心理を深くとらえているように思います。
いやはや、面白かった。

何より、簡潔さとテンポのよさというのが大事です。
非常にわかりやすいです。
凝縮されています。
他人に何かを伝えるとはこういうことかと思いました。


今年の読後メモはこれで終わりですね。
今年はちょっと読んだかなと思っていましたが、62冊だそうです。
週1以上のペースは維持していますし、ええのですかね。
司馬さんとローマ人でペースがあがっただけな気もしますが。

来年は2、3冊でええし、
ちょっと難しい本を時間をかけて読んだりしてみたいですねー。
聖書とか、一度は通読したいと思っているのですが。

まぁ、目安で週1ぐらいとは思っていますが、
読むことが目的ではないですしねー。
読んで何を考えるかをもっともっと大事にしたいものです。



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