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独り言 …でもないか。

続き バランス

もうちょっとだけ書いておきましょうかね。


カエサルは、現在を生きる人のようなのです。
ワークライフバランスというか。

仕事もすごいのですが、私生活も充実しているというような。


ストイックという言葉があります。
このころのストア派の人たちのことですが。

この人たちは、私的な時間も公的につかおかみたいなところがありまして。
全てを捧げる系なのですよね。


我々はいろいろ暗黙の了解のようなものを持っていますが。
一つは、報われるという考え方なのでは。

何かに捧げた人にはそれが報われるというような。
私もそういう考え方を結構します。


そういう意味で、小カトーとかの清廉潔白な人とかには
カエサルは嫌やったんやろなと思うのです。

自分は全てを捧げているのに、
全てを捧げきっていない人の方が凄いことをしてるてのは、
やっぱり何か理不尽に感じそうです。
実際何も理不尽ではないのですが。


効率とかそういういろんなものを考えて、
自分のできる最大値をだす、てのは実に難しいです。
仕事だけ、私生活だけでは、単独のアウトプットは多少あるかもですが、
総量ではどこか少なくなる様な。


政治・軍事だけでなく、教養方面にもいってるカエサルはほんまにすごいと思うのです。
元のポテンシャルもすごいのでしょうが、
それを最大限つかっているところが何よりすごいですなー。


ほめてばっかりでおちがないのですよねぇ。

まぁ、勝者と敗者が活き活きと書かれているので、
いろいろ学ぶところが多かったですね。
もう少しストイックにいこうと思います。
最近の私はエピキュリアン的な要素が強くなっているようなので。

エピのことをいつも考えているのがよくないのでしょうか。
もっと熱さを!アニールが必要です。

読後感

二年目ですね。
最近、ミクシーの文章にもあふれ出ているように、
やや熱さが減っています。

なんというか、制球を重視するあまり、ボールをおきにいってしまうような。
野球のことは何もしりませんが。


そんな中、とりあえず、本を。
これだけは結構安定して読めているのです。

ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)
(2004/09)
塩野 七生

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ローマ人の物語〈12〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中) (新潮文庫)ローマ人の物語〈12〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中) (新潮文庫)
(2004/09)
塩野 七生

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ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫)ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫)
(2004/09)
塩野 七生

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上中下巻です。
あっという間でした。
圧倒的な存在感というのはこういうことを言うのですなー。

ルビコン以降です。
ポンペイウスとの戦い→暗殺、その後まで。

まんが世界の歴史とか、映画とか、そういうイメージとは全く異なっておりまして。
そういう物語的な飛躍が少ない分、
理にかなっているところが大変よかったです。
いやー、おもしろかった。


司馬っちさんの本の中で、
変化を起こす人と何かを定着させる人が同じということは少ないとか言っていたような。
そして、前者は死ななければならないというのもあるようで。

戦国、幕末、しかりです。
織田信長やその他の戦国大名が破壊したものを、
結局豊臣、徳川が定着させていくわけで。
幕末も、坂本龍馬はじめ多くの人が活躍しますが、
明治政府をつくっていくのは、別の人たちです。

表舞台から去るというのは歴史の必然のようでして。

そういう意味では、スッラあたりからはじまった混乱も、
いろんな人が表舞台からさっていくことで、
ようやく完成をみるというような。
その中でカエサルの果たした役割がめちゃでかすぎるということですな。


ただ、定着させる人たちてのは、どこかちっちゃいのですよね。
幕末とかなんかまさにですが。

カエサルも、ちっちゃい人間に殺されてますしねぇ。
マルクス・ブルータスはフィールドが違えば凄いような気もしますが。


まぁ、一挙に読んでしまうほど面白かったということですな。
逆に読み終わってしまったことが少しさみしいほどです。

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    土屋 賢二
    文藝春秋

    哲学とユーモアを融合するとこんな風になる、という感じ。ユーモアで覆われているが、いつも見落としていたことに気づかされる。それ以前の作品に比べると、この本はやや短編であるためリズムがよく、ユーモア色が強い。

    新教養主義宣言
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    山形 浩生
    晶文社

    非常に広範なテーマについて、非常にでかい態度で書かれている。くやしかったら反論してみろと言わんばかり。あくが強いが、いろいろ考えさせられる本。やはり、これからはこれぐらいは広い教養がないと自立的に生きていけないのではないかと。

    無限論の教室

    無限論の教室
    野矢 茂樹
    講談社

    無限や実数など、あたりまえに使用していたものは本来そこまで確実なものではないという話。最終的にはゲーデルの不完全性定理により、それらの無矛盾性などは証明できないという結論になる。我々はそういうものを土台にして生きているのですがね。

    日本語と日本人の心
    日本語と日本人の心
    大江 健三郎、河合 隼雄 他
    岩波書店

    他に大江健三郎、河合隼雄との対談を文章化。私達の母国語である日本語について、あらためて考えさせられる本。日本が世界に誇れるものは多くあるが、日本語もその一つ。もっと意識的に日本語を使っていかないといけないと実感させられる。

    八人との対話
    八人との対話
    司馬 遼太郎
    文藝春秋

    対話、という手段により、二つの知識から新たにより高次な思考が生まれる過程は見事としか言いようがない。歴史というものを共通の話題とはしているが、内容は決してそれだけではなく、実に深い。対話の相手は、立花隆やアルフォンス・デーケンなど。

    脳を鍛える―東大講義「人間の現在」
    脳を鍛える―東大講義「人間の現在」
    立花 隆
    新潮社

    知識をためこむだけでなく、それを自分の中で体系づけることが大切、ということを実感させられる。そもそも、今の我々にはその体系づける知識すらないわけで。大学はいったところの人に、是非読んで欲しい本。脳を鍛え"続ける"ことが大事です。

    死生学がわかる。
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    朝日新聞社

    死に対する、あるいは死に臨む人に対する、様々な領域の人の考え方が2,3ページずつつづられている。普段どうしても目をそむけてしまうことなので、たまには考えてみるのもいいのでは。

    沈黙
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    新潮社

    私のことを愛しているのならなぜ神は沈黙されるのか?というクリスチャンに影のようにつきまとう問題。最後の主人公の選択は正しかったと私は思います。

    ゲーデルの哲学―不完全性定理と神の存在論
    ゲーデルの哲学―不完全性定理と神の存在論
    高橋 昌一郎
    講談社

    サブタイトルは不完全性定理と神の存在論。論理学では「矛盾」を考えるが、ゲーデルによると「汝自身が矛盾しないことを汝は証明できない」。

    世に棲む日日 (1)
    世に棲む日日
    司馬 遼太郎
    文芸春秋

    司馬作品は戦国なら戦国全部、幕末なら幕末全部読むのが一番面白い読み方であると。『竜馬が行く』で全体像をつかんだ後に読むと、面白さが何倍にもなるのでは。

    ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
    ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
    ヨースタイン ゴルデル
    日本放送出版協会

    まぁべたな本。哲学について非常にわかりやすく書いてある本。考えさせられることが多々ある。これが倫理の教科書なら誰でも授業にでるのでは。

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